わたしたちHSPは、何かにつけて、ネガティブになりがちですよね。
嫌な事や最悪な事を想定したり、他人を見て気を遣ったり、気持ちが落ち着かない毎日。
しかし、わたし自身は、ネガティブな感情を大切な感情だと前向きに考えています。
わたしは学生時代、自己嫌悪がとても強く、ネガティブ思考に生きていました。
しかし、社会人になって、さまざまな人とであったり価値観に触れたりして、必ずしもネガティブ感情が悪いものではない事を学びました。
今回は、ネガティブな感情に対するわたしの見解と、ネガティブな感情への対処法について紹介いたします。
この記事を見ると、以下の3点がわかります。
- ネガティブな感情を感じた時にどう捉えるか
- ネガティブな感情とどう向き合うべきか
- ネガティブな感情を落ち着ける方法
当サイトにおいて、HSPとは、繊細で傷つく、気にしやすい性格の持ち主を指します。
30年以上HSPとして生きてきたわたしの経験談をご覧くださいませ!


わたしのネガティブな気持ちに対する見解

わたしは、ネガティブな感情に対して以下の見解を持っています。
- ネガティブな感情があるから、将来に対して真剣に考えられる
- ネガティブな感情があるから、他人の痛みを理解できるようになった
- ネガティブな感情があるから、よく考えて行動するようになった
いずれも、ネガティブな感情を抱いた結果学んだ事になります。
実体験を交えながら説明します。
ネガティブな感情があるから、将来に対して真剣に考えられる
不安を感じやすいわたしは、「このままの生活でいいのかな」と何度も思い悩んできました。
だけどその不安があったからこそ、働き方やお金のこと、健康管理まで“将来の自分”に真剣に向き合うようになれました。
「心配性」は、決して悪いことばかりじゃない。先を見通す力として、自分を支えてくれる感情だと今では思っています。
逆にあっけらかんとしている人って、だいたい35歳くらいで失敗してその後失踪しませんか?笑
わたしたちは、少なくとも大きな失敗をせずに慎ましく生きられる人間なわけです。
ネガティブな感情があるから、他人の痛みを理解できるようになった
悲しさ、寂しさ、不安…。こうした気持ちに敏感な自分がイヤだったこともありました。
でも、誰かが焦っている時や荷物をたくさん持っている時、自然と気持ちを想像できたり、言葉にしなくても寄り添える自分に気づきました。
HSPのわたしは、ネガティブな経験が多い分だけ、共感力という大きな強みを持てたのかもしれません。
嫌というほど想像力がビンビンになっているわたしたちは、人の不安に対して敏感。
だから、すぐに助けたり「何か手伝いましょうか?」と声掛けができるわけです。
ネガティブな感情があるから、よく考えて行動するようになった
わたしは失敗するのが怖くて、行動に時間がかかることも多い人間。
でもそれって、慎重さや丁寧さでもあるんですよね。
ネガティブな気持ちは、わたしに「ちょっと待って、本当にそれで大丈夫?」とブレーキをかけてくれる存在。
焦らず、よく考えて、自分のペースで進むことで、後悔の少ない選択ができるようになりました。
例えば、投資を安易にしなかった事で大金を失わなかった。
イタズラに声をかけなかったからトラブルにならなかった。
このように、よく考えて行動することの効果は抜群です。
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ネガティブな感情が出てきた時にやっている事

わたしがネガティブな感情が出てきた時にやっている事は以下の3点です。
- 自分の気持ちや本当の望みを、ノートに書き殴っている
- 信頼できる人に話を聞いてもらい、アドバイスや経験談を頂いている
- なるべく気持ちが穏やかになるような行動を心がけている
いずれも、わたしが実践しているものです。
もちろん効果があったもの、今まさに乗り越えている途中のものもあります。
実体験を交えながら紹介いたします。
自分の気持ちや本当の望みを、ノートに書き殴っている
頭の中で考えていることを整理しようとすると、かえって混乱してしまうことってありませんか?
わたしはそんなとき、とにかくノートに自分の感情を書き出します。きれいな言葉じゃなくていい。
「ムカつく!」「なんでこんなことに…」と感情をそのまま書き殴ることで、少しずつ気持ちが整理されていきます。
そして、書きながら「本当はどうしたいの?」と自分に問いかけていくと、心の奥にある望みに気づく事が結構あります。

信頼できる人に話を聞いてもらい、アドバイスや経験談を頂いている
ひとりで抱え込むと、どんどん思考がネガティブに偏ってしまいます。
そんなときは、信頼できる友人や家族に「ちょっと話を聞いてもらってもいい?」と連絡します。
相手のやさしい言葉や経験談に触れることで、「わたしだけじゃないんだ」と安心できたり、現実的なアドバイスをもらえたりします。
話すだけで気持ちが落ち着くことも多くて、すごく助けられています。
わたしの場合は、LGBTやHSPのコミュニティに参加し、話を聞いていただいています。
他の方も同じような気持ちで悩んでいる事があり、シェアしあうことで刺激や発見をいただいております。
なるべく気持ちが穏やかになるような行動を心がけている
ネガティブな感情が強くなると、つい自分を責めたり、無理に頑張ろうとして空回りしてしまうことがあります。
そんなときはあえて「がんばらない」行動を意識するようにしています。
お茶をゆっくり飲む、自然の多い場所を散歩する、好きな音楽をかけて深呼吸する…。
「今ここ」に気持ちを戻せるような穏やかな時間をつくることで、心の温度がゆっくりと下がっていくのを感じます。
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HSPのわたしがネガティブな気持ちを大事にしている理由

HSPのわたしがネガティブな気持ちを大事にしている理由は、以下の3つです。
- 自分の気持ちと向き合うきっかけとなる為
- ネガティブな感情は自然なものである為
- 今後の対策を考えるきっかけになる為
では、順番に見ていきましょう。
自分の気持ちと向き合うきっかけとなる為
ネガティブな気持ちが出ているということは、自分にとってマイナスな出来事があるからです。楽しい時にネガティブな気持ちにはならないですよね。
それがなんなのか、どうすればネガティブな気持ちがなくなるか。
一体、自分は何に困っており、何に不安を感じているのか。
自分の気持ちって普段なかなか向き合うことないですよね。ネガティブな気持ちが来た時、自分の気持ちと向き合うチャンスが到来しているのです。
わたしは、ネガティブな気持ちになった時はなるべくその日中にノートにメモを取るようにしています。
ネガティブになったきっかけや原因、自分に何が足らなかったかなど。
ネガティブな感情は自然なものである為
そもそも、生きている中でネガティブな気持ちになるのはごく当たり前じゃないでしょうか?
逆に、四六時中ポジティブな気持ちばかりだと、どうなると思いますか?
危機感がなく、行き当たりばったりな人生になり、最終的にの垂れ死ぬ事になるでしょう。
だから、わたしはHSPで良かったと思います。辛い事も多く、なかなか克服できない事も多いですが、その分将来や人生について真剣に考えるきっかけになっています。
今後の対策を考えるきっかけになる為
ネガティブな気持ちが出てきた時は、自分の本当の声に耳を傾けるべき時。
そして、自分の本当の気持ちを聞いたら、これからどうすべきかも考える事ができます。
もちろん、全てを満たすことは難しいですが、少しでも理想の自分に近づけるように一緒に頑張りましょう。
これからどうすべきかについても、ノートに徹底的に書き殴ります。
どうせ誰にも見られないのだから、ノートには欲まみれの内容です♡
ネガティブな気持ちが出たらどうするか

ネガティブな気持ちをどうするか、わたしが実践している方法は以下の3つです。
- なぜネガティブな気持ちが出てきたのか徹底的に考察している
- 本当はどうしたいのか、片っ端から考えている
- 一度考えたら時間を切り上げ、早めに休息を取っている
では、順番に見ていきましょう。
なぜネガティブな気持ちが出てきたのか徹底的に考察している
何が気に入らなかったのか。何が足らなかったのか。自分の何が満たされなかったのか。
それらを細かく考え抜きます。少しでも気になった事があれば、必ずノートに書くようにしています。(=ジャーナリング)
時々、書いているうちにネガティブな気持ちがなくなっている事もあります。
先ほども載せましたが、改めて載せております。

普段から、自分の価値観を知っているのも一つの手だと思います。
何が好きで何が嫌いか。何を大事にし、何が我慢ならないか。
そうすれば、前もってネガティブな気持ちを避ける事ができます。
本当はどうしたいのか、片っ端から考えている
ネガティブな気持ちは、自分の気持ちが満たされなかったから出てきているのです。
そのネガティブな気持ちを元に、本当はどうしたいか、思いつく限りたくさん考えています。
もしかしたら、そのやりたい事は、昔からずっと我慢し続けていたことかもしれませんよ。
失敗したなら次から気をつければ良いだけです。
それと同じで、ネガティブな気持ちが出てきたらわたしはこまめにメモをとっています。すると、大体同じ状況で悩んだり困ったりします。笑
一度考えたら時間を切り上げ、早めに休息を取っている
原因を考え、次からどうするかを明らかにできたら、さっさと時間を切り上げましょう。
考える事って、想像以上に頭も脳も使っており、疲労に繋がります。
なので、さっさと休息を取りましょう。
よく頑張りました!!
わたしの場合は、昼食や夕食にお菓子を付けたり音楽を聞いたり、寝たりしています。
ゆったりした趣味があるとより休息になりやすいですね!
趣味については、こちらもご覧ください。
おすすめの趣味は、散歩やアーシング(裸足で草原や砂浜を歩く事)、読書や瞑想です。
そのほとんどが無料でできます。

「いやいや、わたしは何も得意な事や好きな事なんて無いよ・・・」とお悩みのあなたへ。以下のムック本をぜひ読んでみてくださいませ。
自分に合う趣味が見つかるかもしれませんよ!
この本を見ると・・・クルマ、キャンプ、天体観測、カメラ、料理など50の大人向け趣味が紹介されており、自分でも楽しめる可能性が広がります。
この本は、1時間程度でざっくり全体把握、興味あるジャンルだけ読むのもOK!
実生活で活かせる事は・・・ストレス解消・リフレッシュ手段が増えます。
また、趣味を通じた出会いや、家族・友人との共有体験にも役立ちます。
\趣味があなたの心の支えになる♪/
まとめ

わたしは、ネガティブな感情に対して以下の見解を持っています。
- ネガティブな感情があるから、将来に対して真剣に考えられる
- ネガティブな感情があるから、他人の痛みを理解できるようになった
- ネガティブな感情があるから、よく考えて行動するようになった
HSPのわたしがネガティブな気持ちを大事にしている理由は、以下の3つです。
- 自分の気持ちと向き合うきっかけとなる為
- ネガティブな感情は自然なものである為
- 今後の対策を考えるきっかけになる為
ネガティブな気持ちをどうするか、わたしが実践している方法は以下の3つです。
- なぜネガティブな気持ちが出てきたのか徹底的に考察している
- 本当はどうしたいのか、片っ端から考えている
- 一度考えたら時間を切り上げ、早めに休息を取っている
わたしは、子供の頃大変ネガティブな性格であり、何かと自分を責めて過ごしていました。
そのまま、成人を迎え、冴えない社会人生活を送っていました。
しかし、社会人のある日、この本と出会った事で自己否定がピタリと止まり、ネガティブな気持ちを抱えている自分に対して認める事ができました。
ネガティブな感情に対して、前向きな態度を示すきっかけになった本を紹介。
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この本を見ると・・・自己否定をやめられる自分になります。
「こんな考え方もあっていいんだ」と思えるようになり、発想の転換ができます。
この本は、1ページ完結型なので、1時間程度で全ページ読み終えられます。
実生活で活かせる事は、気持ちの切り替えがうまくなる事・他人軸ではなく自分軸を大切にできる。
→余裕を持った穏やかな生活が営めます。
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本当に1秒で悩みが吹き飛んだ!!精神科医TOMYさんの「1秒で悩みが吹き飛ぶ言葉」感想
\ネガティブな気持ちは、何かを伝えようとしているかもよ♪/

この本の、特に以下の部分に強く共感しました。
不安になるくらいなら、将来のことなんて考えなくてもいいわ。
今をより良いものにしていこうとすれば、将来だって自ずと良くなるから。
ワンコやニャンコは幸せそうだけど、きっと将来のことは考えてないもの(多分)。
「将来のことを考える」
一見いい言葉に見えるけど惑わされないで。
ネガティブな気持ちになっている時は、将来に目を向けすぎて今をおざなりにしがちです。
ないものねだりをして不安になるより、今自分に持っているものに対して感謝の気持ちを持ち、淡々と生活していきたいですよね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!