人の表情や声色に敏感で、つい感情を受け取りすぎてしまう。
そして「振り回されて疲れる自分」に、さらに落ち込んでしまう…。
同じように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
わたしは、相手がちょっと不機嫌そうなだけで「何か悪いことをしたかな?」と不安になったり、職場や周りの気分に合わせすぎてぐったりしてしまうことがよくありました。
今はだいぶ落ち着きましたが、学生時代は特にひどかったです。
そこでこの記事では、これまで書いてきた「相手の感情に振り回される原因と対策」を整理してまとめました。
「なぜ振り回されるのか?」から「どうすれば少しラクになれるのか?」まで、原因ごとに記事を紹介しています。
この記事を見ると、以下の3点がわかります。
- HSPがなぜ相手の感情に振り回されやすいのか
- 原因ごとに整理された具体的な対処法を知ることができる
- 自分に合った記事を選んで読めるので、悩みに直結するヒントが得られる
HSPは以下の傾向を指します。
30年以上HSPとして生きてきたわたしの経験談をご覧くださいませ!


HSPの悩み①人の表情や態度に敏感すぎる

HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由一つ目は、人の機嫌を気にし過ぎてしまうことがあります。
なぜ人の機嫌を気にし過ぎるのか、対処法は何かを以下の3点にまとめました。
- 感受性が高く、表情や声のトーンに敏感なために翻弄されてしまう
- 一連の行動は本当に自分のせいなのかどうかを考えてみよう
- 今の自分にフォーカスし、今日を楽しむようにしよう
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HSPが一人が楽な理由と体験談を紹介!
感受性が高く、表情や声のトーンに敏感なために翻弄されてしまう
声が高かった。突き放すような言い方だった。など、どうでも良いことに引っ張られ、いつまでも思い出してしまいます。
そして、そのくせに何を伝えたかったのかを理解できず、本質を見抜くことができにくい・・・と要領の悪さが目立ってしまいます。
頑張って気分転換を行いますが、その日はどうしても思い出してしまい、落ち込んでしまいます。
一連の行動は本当に自分のせいなのかどうかを考えてみよう
まず 「私は敏感だから、普通の人よりも反応しやすいんだ」と認めることが大切です。
敏感さは欠点ではなく、HSPの特性にすぎません。
そして、「相手が疲れているだけかもしれない」と別の可能性を思い浮かべてみましょう。
相手が不機嫌なのは相手のせいです。
わたしたちは何も関係ありません。
とはいってもどうしても言い方や声が気になるとは思います。
そんなときは「今わたしは何をしてるんだっけ?」と振り替え、仕事や在すべきことに集中するようにしています。
今の自分にフォーカスし、今日を楽しむようにしよう
時間が空いた時が一番危ないですよね。
空いたらひとり時間・・・ではなく、意識的に趣味の時間を作るようにしました。
たとえば終業後は必ず自室でジャーナリングする、誰にも連絡を取らない日を作る、など。
また、休日も必ず一人の時間を確保し、月1日以上は誰にも会わない日を作っています。
HSPの悩み②「自分のせいかも」と責めてしまう

HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由二つ目は、「自分のせいかも」と責めてしまうことにあります。
原因と対処法を以下の3点にまとめました。
- 人前で恥をかく経験があり、トラウマがあるために自分を責めがち
- 今の相手の表情や態度は、私に直接関係ある証拠があるかな?と振り返ってみよう
- 可能なら、その場を離れて気分転換に努めよう
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人前で恥をかく経験があり、トラウマがあるために自分を責めがち
学生時代や就活時の面接時などで、失敗したり周りから笑われる経験がありませんでしたか?
そうなると、恐怖やトラウマから緊張しいになります。
そして、他人の顔色をうかがう人生になってしまいます。
わたしの場合は、特に学生時代に周りとなじめず、みんなの前で仲間外れな状態を晒しました。
今思えば、もっと堂々としていても良かったのですが、当時は「ひとりは恥」という空気がありました。
抗えなかったのが悔し過ぎます・・・。
今の相手の表情や態度は、私に直接関係ある証拠があるかな?と振り返ってみよう
よく考えると相手の機嫌にはいろんな要素が関わっています。
体調が悪い、仕事でストレスを抱えている、単に眠いだけ…それなのに「全部自分のせい」と受け取るのはおかしいことです。
そんなときは、まず 「今の相手の表情や態度は、私に直接関係ある証拠があるかな?」 と立ち止まってみましょう。
根拠がなければ、それはただの推測です。
しかも、相手は人によって態度を変え、あからさまに態度を示してくる人物いませんか?
わたしの場合はあまり遭遇しませんでしたが、やはり皆さんの反応を試している可能性がありますよね。
だから、大きく反応しないようにするのも大切だなー、と思います。
可能なら、その場を離れて気分転換に努めよう
ここで大切なのは、「自分と相手の境界線を意識する」こと。
ということで、手っ取り早い方法は、物理的にその場を離れることです。
職場ではなかなか離れることには限界がありますが、数分だけでもロッカーやトイレなどに向かったり、水分補給をしてみましょう。
わたしの場合は、即座に転職活動を行っていました。
といっても、日雇いやバイトを転々としていたのみですが・・・。
それでも、嫌な人間から離れられたのはわたしにとって幸いでした。
HSPの悩み③相手を優先しすぎて疲れる

HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由三つ目は、相手を優先し過ぎて疲れることです。
なぜ相手を優先し過ぎて疲れるのか、対処法は何かを以下の3点にまとめました。
- 自信がなく、とにかく褒められたかったために相手を優先し過ぎていた
- 即決せず、一旦持ち帰って数日後に結論を出すようにしている
- 断るときは理由を「感情」よりも「事実」に寄せている
以下の記事をまとめました。
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HSPこそマイペースが最強!わたしの暮らしがラクになった理由
自信がなく、とにかく褒められたかったために相手を優先し過ぎていた
学生時代のわたしが特に自信がなかったときです。
学生時代は、常に「人にどう見られているか」を気にしていました。
自分に自信がなかった分、「ありがとう」「助かったよ」と言われることで、ようやく自分の存在価値を感じていたのだと思います。
なので、頼まれごとは断れませんでした。
「いいよ、やるよ」と引き受けることで、誰かに褒められる可能性があるなら、それが何より嬉しかった為です。
即決せず、一旦持ち帰って数日後に結論を出すようにしている
即答せず、一旦時間を置くことを意識しています。
以前のわたしは、「今大丈夫?」と聞かれると反射的に「はい」と答えてしまうことが多く、自分のキャパを超えてパンクしてしまうこともありました。
でも今は、「お手数ですが、数日間考える時間をいただいてもいいですか?」と返すようにしています。
特に、契約をする時や声をかけられた時などは警戒しています。
また、この一旦持ち帰る方法のお陰で、衝動買いが劇的に減り、資産を守ることもできています。
断るときは理由を「感情」よりも「事実」に寄せている
断るときには、「気が向かない」や「ちょっと疲れてて…」などの感情ベースではなく、なるべく事実で伝えるようにしています。
たとえば、「その日はすでに予定が入っていまして」や「〇時まで別の対応があるため今回は難しいです」など。
これは自分にとっても相手にとっても、負担の少ない伝え方だと感じています。
ただ、理屈で伝えると理屈で返される事があります。
そんな時は、わざとあくびをする回数を増やしたり、口数を減らしたりなど、あからさまに体調の悪さをアピールします。笑
(あまりお勧めしません。)
HSPの悩み④感情をもらいやすく、ぐったりする

HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由四つ目は、感情をもらいやすく、ぐったりすることです。
なぜ感情をもらいやすくぐったりするのか、対処法は何かを以下の3点にまとめました。
- そばに人がいるだけで神経が疲れるためにぐったりする
- ひとりの時間を予定に“組み込んで”確保している
- LINEやSNSの返信は一呼吸置いて行っている
こちらの記事をまとめました。
ぜひご覧くださいませ!
HSPのわたしがパーソナルスペースを大切にしている理由(体験談)
そばに人がいるだけで神経が疲れるためにぐったりする
わたしは、人が隣に座っているだけで、心がざわざわしてしまいます。
話しかけられなくても、気配や物音に敏感に反応してしまう程です。
特に、職場において、自分の近くで誰かが話しているだけで気になるし、「どっか行って!」とイライラすることが多々あります。
ひとりの時間を予定に“組み込んで”確保している
やっぱり一番は、一人の時間を確保すること!
わたしは一人の時間が大好き。
一人の時間を確保した時に、わたしがよくしているのは・・・睡眠とジャーナリング。
特に、ジャーナリングは自分の気持ちや希望について真剣に見つめ直すことができます。
参考までに、ジャーナリングのやり方を記載します。

「ジャーナリング」とは、心の中にある思いや感情を、ありのままに書き出す習慣のこと。
決まりはなく、書き方も自由。
誰かに見せるものではないので、正直な気持ちをそのまま紙にぶつけてOKです。
わたしは、これを毎日やっているのでストレスが激減しました。
詳しくはこちらもご覧くださいませ!
HSPのストレスを軽減!ジャーナリングのすすめ(体験談)
LINEやSNSの返信は一呼吸置いて行っている
以前のわたしは、すぐに返信しなければ…と焦っていました。
実は今でもすぐに返信していますが、内容が浅かったり、誤解を招く内容を送信してしまってトラブルに発展したこともありました。
よって、早めには返信していますが、送信前に数秒見返して「本当に不快を与えていないか?」と確認するようにしています。
目の前の人に翻弄されがちな人におすすめの書籍

目の前の人に翻弄されがちな人におすすめの書籍は、次の2冊です。
- 精神科医TOMY著「人の好き嫌いなんていい加減なものよ。 他人に振り回されないためのTomy流処世術」
- スティーブ・シーボルド著「金持ちになる男、貧乏になる男」
人間関係に長いこと悩んでいたわたしにとって、この2冊はとても励みになり、これからの人生を真剣に考えるきっかけになりました。
以下、どんな本かと感想、これからの人生の活かし方をまとめています。
精神科医TOMY様「人の好き嫌いなんていい加減なものよ。 他人に振り回されないためのTomy流処世術」
\テレビ出演多数!公演も多数こなしているSNSで大人気のベストセラー様の著書/

詳細はこちらの記事もご覧ください!
「人の好き嫌いなんていい加減なものよ。 他人に振り回されないためのTomy流処世術」感想
この本を見ると・・・「人の目が気になる」「嫌われたくない」「他人の感情に振り回されて疲れる」といった悩みを、スッと軽くする考え方が身につきます。
読んだ感想としては、「自分自身に振り回されるあなたへ」が一番感慨深かったです。
相手ではなく、自分の感情で頭がいっぱいなときが結構あるなー、と振り返りの時間になりました。
実生活で活かせる事は、嫌なことを「気にしすぎない技術」が身につきます。
→他人の“好き嫌い”に左右されなくなります。
わたしは完全に自分自身にも振り回されて不安になりやすい事がわかりました。
自分が考えている事に、知らないうちにズブズブハマっていく。
だから、考えすぎないようにしていかなくてはならないな。と反省しました。
皆様にも当てはまるかもしれません。ぜひ読んでみましょう!
スティーブ・シーボルド著「金持ちになる男、貧乏になる男」
\目から鱗!お金持ちになる第一歩を教えます/
詳細はこちらもご覧くださいませ!
HSPさんこそ見るべき!!〜金持ちになる男、貧乏になる男商品レビュー〜
この本は、ただお金持ちになるには・・・というノウハウではなく金持ちになる男の特徴と貧乏になる男の違いを、大きく6つの分野にて細かく特徴として羅列しています。
いわゆる実用書ですが、金持ちと貧乏の考えや取り組みの違いがはっきり記されているのでわかりやすくあっという間に読めます。
感想は・・・もっと早く知りたかった!!
金持ちは、その気になれば誰でもなることができる。
なぜなれないのか、それは意識やマインドの問題だけだった。
と、嫌というほど気付かされました。
HSPさんは将来への不安を感じやすいタイプ。お金に関する基本的な考え方を知っておくと、安心材料になります。
人との比較や自己否定を防げ、より自分にフォーカスしやすくなります。
だから「金持ちになる男、貧乏になる男」はHSPにおすすめです!!
まとめ

HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由一つ目は、人の機嫌を気にし過ぎてしまうことがあります。
なぜ人の機嫌を気にし過ぎるのか、対処法は何かを以下の3点にまとめました。
- 感受性が高く、表情や声のトーンに敏感なために翻弄されてしまう
- 一連の行動は本当に自分のせいなのかどうかを考えてみよう
- 今の自分にフォーカスし、今日を楽しむようにしよう
HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由二つ目は、「自分のせいかも」と責めてしまうことにあります。
原因と対処法を以下の3点にまとめました。
- 人前で恥をかく経験があり、トラウマがあるために自分を責めがち
- 今の相手の表情や態度は、私に直接関係ある証拠があるかな?と振り返ってみよう
- 可能なら、その場を離れて気分転換に努めよう
HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由三つ目は、相手を優先し過ぎて疲れることです。
なぜ相手を優先し過ぎて疲れるのか、対処法は何かを以下の3点にまとめました。
- 自信がなく、とにかく褒められたかったために相手を優先し過ぎていた
- 即決せず、一旦持ち帰って数日後に結論を出すようにしている
- 断るときは理由を「感情」よりも「事実」に寄せる
HSPが目の前の人に翻弄されてしまう理由四つ目は、感情をもらいやすく、ぐったりすることです。
なぜ感情をもらいやすくぐったりするのか、対処法は何かを以下の3点にまとめました。
- そばに人がいるだけで神経が疲れるためにぐったりする
- ひとりの時間を予定に“組み込んで”確保している
- LINEやSNSの返信は一呼吸置いて行っている
目の前の人に翻弄されがちな人におすすめの書籍は、次の2冊です。
- 精神科医TOMY著「人の好き嫌いなんていい加減なものよ。 他人に振り回されないためのTomy流処世術」
- スティーブ・シーボルド著「金持ちになる男、貧乏になる男」
わたし自身も、相手の機嫌や感情に影響されて苦しくなった経験がたくさんあります。
しかし、原因や対処法を少しずつ知ることで「振り回されにくい自分」に変わっていきました。
この記事が、同じように悩むあなたの安心やヒントにつながれば嬉しいです。
どうか、自分の心を大切にして歩んでくださいね。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!