わたしはたくさんの趣味があり、たくさんの事に興味があります。
でもその反面、飽きるのも早くて、「結局なにひとつ続かないな…」と落ち込むこともよくありました。
何かに夢中になったかと思えば、数分後にはもう別のことに目移りしています。^^;
そんな自分を「集中力がない」「意志が弱い」と責めてきた時期もあります。
けれど最近は、「これはHSPのわたしにとって自然な反応なのかもしれない」と思えるようになりました。
飽きっぽさ=悪いことではなく、多彩な感受性と好奇心の裏返しなのかな?と考えるようになったからです。
今回は、HSPであるわたしが飽き性とうまく付き合っていくために実践していることや、
その中で気づいたことをお話しします。
この記事を見ると、以下のことが分かります。
- HSPの飽き性は「弱点」ではなく特性のひとつである事
- 飽き性との向き合い方と工夫
- 飽きやすい自分を肯定するヒント
当サイトにおいて、HSPとは、繊細で傷つく、気にしやすい性格の持ち主を指します。
30年以上HSPとして生きてきたわたしの経験談をご覧くださいませ!

HSPのわたしが飽きっぽい理由

HSPのわたしが飽きっぽい理由は、以下の3点です。
- 刺激に敏感で、感情の波が激しい為
- 次々に新しいことに興味が湧いてしまう為
- 他の人や環境に左右されてやる気を失う為
例え好きな事や趣味でも、時間や他人・環境によっていくらでも感情が変わってしまいます。
以下、実体験を交えながら説明いたします。
刺激に敏感で、感情の波が激しい為
HSPは音や光、人の表情など、あらゆる刺激を深く受け取りやすい性質があります。
わたし自身も、何かに夢中になっても、短期間で感情が強く動きすぎて疲れてしまうことが多いです。
たとえば、新しい趣味を始めたとき。最初は楽しくてワクワクしているのに、数分経つと「なんかもういいかな…」と感じてしまうことは本当によくある事です。
それは飽きたというより、気持ちの波が激しくて持続が難しい状態だったのだと今は思っています。
わたしは一人の時間が大好き。だから、一人の時間になると趣味に全力投球できるのですが、誰か一人でも側にいると途端に動きが鈍くなってしまいます。
次々に新しいことに興味が湧いてしまう為
HSPは好奇心が強く、細かい違いや変化に敏感なので、「あ、これも面白そう」「こっちのほうが楽しそう」とすぐに惹かれてしまう傾向があります。
わたしは、ひとつの趣味に取り組んでいても、SNSで見かけた別のことが気になりはじめ、
あっという間に「今の趣味」は頭の中から消えていた…ということがよくあります。
この目移りしやすさは、「集中力がない」のではなく、多くの刺激に反応してしまうHSPならではの感受性のように思います。
まあ、たくさん趣味があって良いことですよね笑
数分から数時間にかけて次々別の趣味(散歩→服を見る等)が移り、ひとつのことが全然できていません。
皆さんは、趣味や興味はありますか?
わたしは、以下の趣味を持っています。
これが、次々飽きたりハマったりして安定しません。笑

「いやいや、わたしは何も得意な事や好きな事なんて無いよ・・・」とお悩みのあなたへ。以下のムック本をぜひ読んでみてくださいませ。
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他の人や環境に左右されてやる気を失う為
HSPは周囲の雰囲気や他人の感情に敏感なため、「誰かの言葉」や「場の空気」でやる気を失ってしまうこともあります。
たとえば、「まだ続けてるの?」と何気なく言われただけで、一気にテンションが下がってしまったり、SNSで似た趣味の人と比べて自信をなくしたり…。
本当は好きだったはずなのに、自分の気持ちとは別のところでやめたくなることも、HSPにはよくある話です。
夢中になると、周りが見えなくなります。もちろんTPOをわきまえることは大事ですが、せっかく気分が良い時に話しかけるのはやめて頂きたいです・・・。
飽き性と付き合う方法

わたしが飽き性とどのように向き合っているか、方法は以下の3点です。
- 短期集中型と割り切って楽しんでいる
- 無理にひとつに絞らず、複数の選択肢を持っている
- 飽きるパターンを見つけて対策している
飽き性を否定するのでは無く、受け入れて次の趣味や興味に姿勢を向けています。
以下、実体験を交えながら説明いたします。
短期集中型と割り切って楽しんでいる
「飽きたらダメ」と思っていたころは、途中でやめてしまった自分を責めてばかりでした。
でもある時から、「熱中できた時間こそが大切なんだ」と考えるように変えました。
今は、数分間だけでも夢中になれたらOK、短期集中型で十分と割り切って楽しんでいます。
例えば、散歩やウィンドウショッピング、読書、音楽鑑賞…どれも数時間で熱が冷めてしまうこともありますが、その時々で心が動いたのは事実。
だから「続かなかった」ではなく「楽しんだ」と思うようにしています。
わたしは、今飽きた趣味も数時間〜数日後にまたハマる性格です。
どうせまた興味を持って行動するよ、と無理せずのんびり構えています。
無理にひとつに絞らず、複数の選択肢を持っている
「一つのことに集中しなきゃ」と思っていた時期ほど、逆にどれも続きませんでした。
今は、「今日はこれ、明日はあれ」というふうに捉えることができています。
たとえば、朝は散歩、午後は昼寝からの読書、夜は音楽鑑賞。日によって、なんなら時間によって変わってもOK。
「趣味を持つ」というより、「好きなものに触れる時間を確保する」と意識することで気が楽になりました。
いろいろに興味があるHSPだからこそ、選べる自由を残しておく方が続きやすいと感じています。
色々な趣味を持ち、次々と移り変わるってよくよく考えたら、めちゃくちゃ良い事だと思いませんか?
なぜなら、それだけ興味津々で、趣味を楽しむことができるのですから。
わたしは、これからもたくさんの趣味を大切にしていきたいです。
飽きるパターンを見つけて対策している
まず、自分がどんな時に飽きるのかを探っていきます。
わたしの場合は、以下の3つです。
- 義務感が強くなる時
- 他人と比べてしまう時
- 完璧を求める時
です。
好きや得意を仕事にすると良い、と言われていますよね。
わたしの場合は、好きや趣味を仕事にすると途端に飽きたり義務感があって窮屈に感じたりしてダメですね。^^;
今は、「これは誰かと比べてるだけかも」「一度、手を止めて深呼吸しよう」と、
飽きる前に“飽きの種”を摘むような意識を持つようにしています。
そのおかげで、完全にやめてしまう前にリズムを整えたり、気持ちを立て直せるようになりました。
しかし、どうしても飽きっぽさが止まらないあなたへ。
なかなか継続力が無く、せっかくの資格取得や副業などをすぐやめてしまう悩みがありますよね。
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「こんな考え方もあっていいんだ」と思えるようになり、発想の転換ができます。 - この本は、1ページ完結型なので、1時間程度で全ページ読み終えられます。
- 実生活で活かせる事は、気持ちの切り替えがうまくなる事・他人軸ではなく自分軸を大切にできる。
→余裕を持った穏やかな生活が営めます。
以下の記事もご覧くださいませ!
不安が消えた!精神科医TOMYさんの「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」レビュー
\発想の転換で前向きな口癖を言葉にしてみて♪/

まとめ

HSPのわたしが飽きっぽい理由は、以下の3点です。
- 刺激に敏感で、感情の波が激しい為
- 次々に新しいことに興味が湧いてしまう為
- 他の人や環境に左右されてやる気を失う為
わたしが飽き性とどのように向き合っているか、方法は以下の3点です。
- 短期集中型と割り切って楽しんでいる
- 無理にひとつに絞らず、複数の選択肢を持っている
- 飽きるパターンを見つけて対策している
以前は、いろんなことが続かない自分にモヤモヤしてばかりでした。
でも今は、その分たくさんの景色を見て、いろんな世界に触れてきたんだと思えるようになりました。
HSPの繊細さは、決して「ブレやすさ」だけではなく、「感じる力」「見抜く力」でもあります。
そんな自分を少しでも認め、受け入れられるように、これからも飽き性とうまく付き合っていきたいです。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!!