わたしは、子どもの頃から他人に対して敏感で、なかなか周りに打ち明けられない日々が続いていました。
どう話しかけたら良いのか、どうやって仲間を作っていけば良いのか分からずに、自分を作っておどけてみたり、いじけたりしていました。
大人になった今は、人と関わることが好きになり、素敵な方々に囲まれた日々を送っています。
ただ、恋愛は今でも苦手です(^^;;
でもコロナ禍のある時、HSPという言葉を知り、「これは“欠点”じゃなくて、“特性”なんだ」と気づいたとき、ふっと心が軽くなったのです。
そこから少しずつ、「HSPである自分」を否定するのではなく、“楽しむ”ことができたら、もっと自由に生きられるかもしれないと思うようになりました。
今回はそんなわたしの体験から、HSPの気質をどうやって日々の中で楽しんでいるかをご紹介します。
この記事を見ると、以下のことが分かります。
- HSPは欠点ではない事
- 発想の転換次第でいくらでも楽しめる事
- 苦手や嫌いな事はあって当たり前である事
当サイトにおいて、HSPとは、繊細で傷つく、気にしやすい性格の持ち主を指します。
30年以上HSPとして生きてきたわたしの経験談をご覧くださいませ!

わたし流!HSPを楽しむ方法
わたしがHSPを楽しむ方法は、以下の4点です。
- 趣味に没頭し、生きる喜びを味わっている
- ジャーナリングを行い、気持ちや希望を書いている
- 定期的に一人の時間を確保し、ゆっくり過ごしている
- 体を動かし、散歩やサイクリングの時間を増やしている
昔からの嗜みもあれば、最近新しく始めた趣味もあります。
以下に、実体験を交えながら説明いたします。
趣味に没頭し、生きる喜びを味わっている
HSPのわたしにとって、「自分の好き」に集中できる時間は、最高の癒しです。
散歩に行ったり、音楽を聴いたり、ファッションを楽しんだり。
趣味に没頭しているときは、外の雑音を忘れ、自分だけの世界に浸れるので、感覚がリセットされる感じがします。
「いま、生きているなぁ」と感じられる瞬間を、日常の中で見つけるのが、HSPのわたしにとっての楽しみのひとつです。
以下がわたしの趣味です。

このように、趣味を持つことはとても大切。
見つからない・・・とお悩みのアナタはこちらのムック本もおすすめです。
趣味があれば、気分転換になり、また生きる喜びを感じられます。
ぜひ一度ご覧くださいませ!
- この本を見ると・・・クルマ、キャンプ、天体観測、カメラ、料理など50の大人向け趣味が紹介されており、自分でも楽しめる可能性が広がります。
- この本は、1時間程度でざっくり全体把握、興味あるジャンルだけ読むのもOK!
- 実生活で活かせる事は・・・ストレス解消・リフレッシュ手段が増えます。
また、趣味を通じた出会いや、家族・友人との共有体験にも役立ちます。
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ジャーナリングを行い、気持ちや希望を書いている
HSPは頭の中で考えることが多くて、感情が渋滞しやすいタイプ。
そんなわたしが手放せないのが、ノートに気持ちを書き出すジャーナリングです。
ネガティブな気持ち、今日の嬉しかったこと、将来の希望など、どんな内容でも正直に書くと、不思議と心が落ち着いていきます。
わたしは書くことが好きなので、好きな時間帯や好きなページ数だけ、書きたいだけジャーナリングしています。
以下はわたしのジャーナリングの方法です。
特に決まった方法は無く、好き放題描きたい放題です。
大切なのは、毎日書き続ける事です。

定期的に一人の時間を確保し、ゆっくり過ごしている
人との関わりが多い日は、どうしても心がヘトヘトになりますよね。
そんなときは、意識的に「ひとりになる時間」をつくるようにしています。
定期的にトイレに向かったり、公園のベンチに座ってぼーっとしたり、
何をするでもない「何もしない時間」が、わたしの心をじんわり満たしてくれます。
誰にも気をつかわず、感覚を休める時間があることで、また人にやさしくなれる。
HSPには、こういう“ひとり充電”が本当に大切だと思います。
体を動かし、散歩やサイクリングの時間を増やしている
気分がモヤモヤするときや、頭がごちゃごちゃしてきたときは、体を動かして“外の世界”に意識を向けるようにしています。
朝の散歩や、風を感じながらのサイクリング。
五感をひらいて自然とふれあうだけで、「まあ、なんとかなるかも」と思える余白が心に生まれます。
HSPは感覚が豊かだからこそ、自然の美しさや静けさに癒されやすい。
だからこそ、体と心をつなげるこうした習慣は、楽しみの一つになっています。
なぜHSPを楽しめるようになったか
なぜ、ナヨナヨしていたわたしがHSPを楽しめるようになったか。
理由は以下の3つあります。
- 恋愛のトラブルに遭わずに済んだ為
- 地に足のついた選択ができるようになった為
- 不安を通して、今に感謝できるようになった為
いずれも、HSPを知った時に察した長所です。
以下、実体験を交えながら説明します。
恋愛のトラブルに遭わずに済んだ為
わたしは人の感情や空気に敏感だからこそ、相手の言動に違和感を覚えたときにすぐに気づくことができます。
「この人、なんとなく合わないな」「自分の気持ちを大事にしてくれなさそうだな」など、表面的な言葉の裏にある“違和感”を察知する力が勝手に発動してしまいます。
ただ、そのおかげで、無理に相手に合わせたり、危うい恋愛に深入りしたりせずに済みました。
HSPの“直感の鋭さ”は、恋愛においても自分を守ってくれる大事な感覚なんだと実感しています。
人の恋愛の話自体は好きですが、自分はなかなか恋愛に踏み切れません。
しかし、全く不満は無く、むしろ周りの人達が好きだな〜と改めて認識しています。
独身だからこそ楽しめることや趣味があります。
そして、独身だから気をつけなければならないこともあります。
詳しくは以下の記事もご覧くださいませ!
HSPのわたしが独身を貫く理由と独身生活で気をつけている事(体験談)
地に足のついた選択ができるようになった為
HSPは未来のことをよく考えます。
「これを選んだらどうなるか」「何がリスクで、どんな結果になるか」などです。
ついつい考えすぎてしまう性質は、裏を返せば慎重で、冷静に選べる力でもあります。
わたしはこの特性のおかげで、勢いだけの選択や衝動的な決断を避けることができ、
長い目で見て自分に合う選択をすることができるようになりました。
昔は「心配性すぎる」と思っていたけれど、今では「バランスを取る力」として頼もしく思っています。
とはいえ、考えすぎも心身にあまり良くありません。
時間を決めて、さっさと結論を出して、あとは遊ぶことも大切です。
詳しくはこちらもご覧くださいませ!
HSPのわたしがずっと考えている事(体験談)
不安を通して、今に感謝できるようになった為
HSPであるわたしは、未来への不安や「こうなったらどうしよう…」という思考をよくしてしまいます。
でも、その不安をたくさん経験したからこそ、「いま何も起きていない」という当たり前がどれほどありがたいかを知ることができました。
散歩をしているときの静けさ、心を許せる人と過ごす時間、あたたかいごはんなど。
何気ない日常の中で「大丈夫」「幸せかもしれない」と思える瞬間が、以前よりも増えた気がします。
不安はつらいけれど、それを経験したからこそ、今この瞬間の穏やかさに気づけるようになったのです。
不安になりがちで、なかなか気持ちの切り替えができないとお悩みのあなたへ。
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「こんな考え方もあっていいんだ」と思えるようになり、発想の転換ができます。 - この本は、1ページ完結型なので、1時間程度で全ページ読み終えられます。
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本当に1秒で悩みが吹き飛んだ!!精神科医TOMYさんの「1秒で悩みが吹き飛ぶ言葉」感想
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まとめ
わたしがHSPを楽しむ方法は、以下の4点です。
- 趣味に没頭し、生きる喜びを味わっている
- ジャーナリングを行い、気持ちや希望を書いている
- 定期的に一人の時間を確保し、ゆっくり過ごしている
- 体を動かし、散歩やサイクリングの時間を増やしている
なぜ、ナヨナヨしていたわたしがHSPを楽しめるようになったか。
理由は以下の3つあります。
- 恋愛のトラブルに遭わずに済んだ為
- 地に足のついた選択ができるようになった為
- 不安を通して、今に感謝できるようになった為
HSPは、たしかに生きづらさを感じる場面も多いです。
でもそれは、他の人よりたくさん痛みや悲しみを感じているというだけ。
その感受性を、つらさではなく“豊かさ”として使えたとき、世界の見え方は変わります。HSPのわたしがそう感じられるようになった今、同じように悩んでいるあなたにも、どうかこの記事の内容が伝わりますように。
生まれてから今日までHSPになって、わかった事。
それは、「すべての悲しみや怒りは資産に変えられる」です。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!