HSPであるわたしは、職場でもプライベートでも「気を遣いすぎて空回りした」「繊細すぎて勘違いした」など、いろんな“やらかし”を経験してきました。
他の方に指摘された事もたくさんあります。
自分を出しすぎてたくさんの人たちに不快な思いをさせてしまったり、職場で時間をかけすぎたりと、周りの空気を慮る事を怠りました。
今回は、そんな私のやらかし体験談を3つご紹介します。
どれも当時は落ち込んだけど、そこから立ち直った例や学んだ事もシェアしていきます。
この記事を見ると、以下のことがわかります。
- 失敗は誰にもあって当たり前である事
- 失敗に対して落ち込むのは当たり前である事
- 大切なのは、学び、繰り返さない事である
当サイトにおいて、HSPとは、繊細で傷つく、気にしやすい性格の持ち主を指します。
30年以上HSPとして生きてきたわたしの経験談をご覧くださいませ!

HSPのわたしがやらかした事

HSPのわたしがやらかした事は、以下の3点です。
- 慎重になりすぎて時間をかけてしまう事
- 楽しいあまり、他人の話を遮りがちな事
- 他人と違う事が好きなあまり、他人の価値観を否定した事
この3つについて、以下に体験談を載せております。
順番に見ていきましょう。
慎重になりすぎて時間をかけてしまう事
特に新しい職場において、かなり時間をかけて作業をしてしまいます。
間違えたり、商品を破損するわけにはいかず、また自給以上の仕事をしないというポリシーがあってです。笑
加えて、ダブルチェックやトリプルチェックをこまめにしています。
しかし、社員さんから「仕事遅くない?」と指摘される事がちょくちょくあります。
他の人が30分でできる事を、わたしは1時間平気でかけます。確認すれば安心感もあるのですが・・・
しかし、周りからはモタモタしているように見えるのでしょう、かなりの確率で指摘を受けて落ち込みます。
楽しいあまり、他人の話を遮りがちな事
これはプライベートで失敗する事がありました。
特に学生時代、わたしは仲間外れにされる事が多買った人間。
そんな中友人や話し相手ができたら、嬉しいあまり自我を出しすぎたり、他人の話を遮ったりなど大変失礼な事をしがちでした。
また、近くにいるにも関わらず声が大きくなり、話のスピードも早くなっていました。
自分の事しか考えていなくて、ご迷惑をおかけいたしました。
他人と違う事が好きなあまり、他人の価値観を否定した事
わたしは愚かな事に、社会人になるまでずっと自分の考えが正しい、自分のセンスはいけてる・・・などと考えておりました。
多趣味だし、人と関わる事が楽しいし、明るい(自称)し・・・と調子に乗っており、人様の事情を全く考慮していませんでした。
そして、人様の好きなものや大事にしている事を、心の中で否定していました。
言葉にはしていませんが、行動に出てしまっていたとも感じております。
一体、自分は何様のつもりだったのでしょうか・・・。
また、この頃の自分は、「失敗したらどうしよう」「立ち直れなくなったらどうしよう」などと謎の不安に駆られていました。
失敗から学んでいる事・実行している事

失敗から学んだ事や実行している事は、以下の3点です。
- 早く正確にキビキビ行動する事
- 基本的に、人様の話の聞き役に徹する事
- 人様の好きな事や価値観を肯定できるような質問をする事
これも体験談を載せております。
順番に見ていきましょう。
早く正確にキビキビ行動する事
職場において、もちろん初日や出勤したての日々はゆっくりになって当たり前。
しかし、教えていただいた事は忘れず、覚えて何を準備すれば良いか、どのような手順で何を封入すれば良いかなどを早く覚えるようにしています。
まず自分でやってみて、分からなければ早めに社員さんに質問するようにしています。
あまり早めに行動すると、必ず失敗します。
また、早く作業をするポイントなどを先輩社員さんに聞いたり、盗み見したりしています。笑
基本的に、人様の話の聞き役に徹する事
相手の方と話をする時は、必ず相手様のペースに合わせて話を展開するようにしています。
わたしが心がけている事は、以下の3点です。
- あいづちの仕方はおうむ返しやキーワードを復唱している
「へえ、〇〇ですか」「〇〇だと思ってるんですね!」など - 相手様が話したくない内容はそれ以上絶対に話を展開させない
- 相手様が話している時は絶対に自分は声を出さない。頷くのみ。
あいづちや表情で共感を示し、「続きをどうぞ」の気持ちで静かに耳を傾けます。
そうすると相手も安心して心を開いてくれるようになり、人間関係がぐっと楽になりました。
人様の好きな事や価値観を肯定できるような質問をする事
今は、相手の“好き”を肯定する質問を意識するようにしています。
たとえば「それ、どういうところが好きなの?」とか「何がきっかけでそれを始めたの?」など、相手のこだわりや背景に寄り添う言葉を選ぶようにしています。
「ちゃんと聞いてくれて嬉しい」と言ってもらえた時、自分の言葉が誰かの自信につながったようで、とても嬉しくなります。
気づいたら、話が弾んであっという間に時間が過ぎて行く事は、1度や2度ではありません。
なので、この認識は正しいと感じております。
相手様が笑顔で帰ってくださる時、本当に心底ホッとします。
まとめ

HSPのわたしがやらかした事は、以下の3点です。
- 慎重になりすぎて時間をかけてしまう事
- 楽しいあまり、他人の話を遮りがちな事
- 他人と違う事が好きなあまり、他人の価値観を否定した事
失敗から学んだ事や実行している事は、以下の3点です。
- 早く正確にキビキビ行動する事
- 基本的に、人様の話の聞き役に徹する事
- 人様の好きな事や価値観を肯定できるような質問をする事
HSPの繊細さが原因で「やらかした…」と思うことはたくさんあります。
でもその失敗を振り返ると、自分の敏感さのクセや特性がよくわかってきました。
わたしの場合は、自分の事しか考えずに相手の配慮無しに無礼を働いたのも多々あります。反省!!
大事なのは、「やらかしたからダメな自分」ではなく、やらかした後。
失敗から学び、次から絶対に心がける!と自分と約束していきましょう。
さて、最後にわたしが大好きなコラムニストを紹介いたします。
精神科医TOMY様。特に、「1秒シリーズ」は1ページ完結型で誰でも読みやすい内容になっています。
今回は、以下の内容を引用いたします。
クヨクヨと後悔してしまう人へ。
後悔してもいいのよ。
だってそれがアナタの気持ち。
思う存分クヨクヨして最後に、「今度はこうしよう」と切り上げればいいの。
自己嫌悪に陥っている方へ。
本当にダメな人というのは、自覚も反省も無いわ。
アナタが思うより、アナタはずっと素敵よ。
アナタは素敵よ大丈夫♡
詳細は以下の記事もご覧くださいませ。
本当に1秒で悩みが吹き飛んだ!!精神科医TOMYさんの「1秒で悩みが吹き飛ぶ言葉」感想
不安が消えた!精神科医TOMYさんの「1秒で不安が吹き飛ぶ言葉」レビュー


最後までご覧くださり、ありがとうございました!!