普段は我慢できても、限界を超えると一気に爆発してしまう…。そんな経験はありませんか?
HSPは感受性が豊かであるがゆえに、心の奥で「怒り」を強く抱えてしまうことがあります。
ただでさえイライラしやすいし不安になりやすい性格を持っているのです。
これを自己責任と言われるのは本当に辛いものがあります。
この記事では、HSPが怒りを抑えるために行うべきこと・わたしが実践している方法を3つ紹介します。
この記事を見ると、以下の3点がわかります。
- HSPが怒りをため込む理由
- 怒りを「弱さ」ではなくサインと捉える考え方
- 怒りを爆発させる前の具体的な対処法
HSPは以下の傾向を指します。
30年以上HSPとして生きてきたわたしの経験談をご覧くださいませ!


HSPが怒り爆発させてしまう理由

HSPが怒りを爆発させてしまう理由は、以下の3点です。
- 小さな刺激にも敏感に反応してしまうため
- 我慢しすぎて感情が蓄積してしまうため
- 怒りを表現する方法がうまく見つからないため
HSPは怒り爆発したら、黙り込むことが一般的ですよね。
なぜそのようなことが起こってしまうのかも含めて詳細を説明します。
小さな刺激にも敏感に反応してしまうため
HSPは五感や心のアンテナがとても鋭いため、他の人なら気にしないような小さな刺激にも強く反応してしまいます。
例えば、相手のちょっとした言い方や周囲の音・匂いなどでも、心が疲れてしまうことがあります。
小さな刺激が積み重なることで、ある日突然「もう無理!」と怒りが爆発してしまうのです。
例えば、出勤一つとっても、疲労が蓄積しませんか?
通勤、移動、からの出勤の手続き、そして勤務開始・・・
これだけでも、小さなストレスが蓄積してしまいます。
我慢しすぎて感情が蓄積してしまうため
「周りに迷惑をかけたくない」「嫌われたくない」という思いから、HSPさんは怒りや不満を表に出さずに我慢してしまいがちです。
しかし、心の中で感情を抑え込んでいると、気づかないうちにどんどん蓄積していきます。そして限界に達したとき、一気に爆発してしまうことがあります。
普段怒れないし、逃げるタイミングも無いし・・・。
わたしの場合は情緒不安定になると途端に鈍臭くなるので逃げるのも指摘するのも遅れてだんだん怒りに変わります。
怒りを表現する方法がうまく見つからないため
HSPは「相手を傷つけたくない」という優しさから、怒りをどう伝えたらいいのか迷ってしまうことが多いです。
感情を適切に表現できないまま抑え込んでいると、心がパンパンに膨れ上がり、つい大きな怒りとなって出てしまうのです。
空気を凍らせたくない、しかし自分の権利が侵されている気がする。
こうなると、パニックになってだんだん怒りや焦りになります。
対処法

怒りを爆発させる前に、以下の3点を実践してみましょう。
- 一人の時間を確保しよう
- 感情を書き出してみよう
- 深呼吸やルーティンでクールダウンしよう
大切なのは、まず怒りの正体に気づくことですよね。
そのために、普段から心を安定させることが必要!
以下に、具体的な例を挙げています。
一人の時間を確保しよう
怒りを感じたときは、人と距離をとることも大切です。
HSPは周囲の刺激に敏感なので、まずは静かな空間に身を置きましょう。
数分でも一人の時間を持つことで、感情の波が自然に落ち着きやすくなります。
プライベートならさっさと離れられますが、職場だとそうはいかないですよね。
わたしは、トイレやロッカーに逃げるようにしています。
感情を書き出してみよう
俗にいうジャーナリングです。
「ジャーナリング」とは、心の中にある思いや感情を、ありのままに書き出す習慣のこと。
決まりはなく、書き方も自由。
誰かに見せるものではないので、正直な気持ちをそのまま紙にぶつけてOKです。
例えば、今日あったこと、イライラしたこと、感謝したこと…とにかく思いつくままに書くだけ。
不思議と、書き終えた頃には心が少し軽くなっていることに気づきます。

ジャーナリングを続けると、自分の気持ちや意思がわかり、目標達成しやすいです。
詳細は次の記事もご覧くださいませ!
HSPのストレスを軽減!ジャーナリングのすすめ(体験談)
深呼吸やルーティンでクールダウンしよう
怒りを抑えるのではなく、体を使って落ち着きを取り戻すのも効果的です。
深く息を吸って、ゆっくり吐き出す深呼吸を数回繰り返したり、自分なりの「落ち着く習慣」(お茶を飲む、アロマを嗅ぐ、軽くストレッチするなど)を持つと、心がクールダウンしやすくなります。
わたしの場合は、まず深呼吸をします。
それで落ち着かせたら、気分転換のための行動をします。
例えば自分の好きな人と遊ぶ約束や思い出を思い出したりしています。
さらに学びを深めたい方へ
怒りの感情や休み方を理解することは、HSPにとって大きな助けになります。
ここでは私自身も参考になった本を紹介します。
\日本アドラー心理学会顧問とライターの対話で分かりやすい/

詳細はこちらもどうぞ!
HSPにおすすめの本〜嫌われる勇気 自己啓発の源流レビュー〜
人間関係でのモヤモヤや怒りの根本には、「他人からどう見られているか」という不安が隠れていることも多いです。
「嫌われる勇気 自己啓発の源流」は、他人の評価にとらわれず、自分らしく生きるためのヒントを与えてくれます。怒りやストレスを根本から見直したい方におすすめです。

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HSPにおすすめの本〜休養学 あなたを疲れから救うレビュー〜
怒りをためやすいのは「心も体も疲れているサイン」でもあります。
では、単なる休み方ではなく「本当に疲れがとれる休み方」を学べます。HSPさんの繊細な神経を癒やすためにも、休養の知識はとても役立ちます。
わたしが実施している方法
わたしの場合は、以下の方法を実践しています。
- そもそも怒りの対象に近づかないようにしている
- 気持ちの切り替えを積極的に行なっている
- 常に自分の気持ちに寄り添い、何が嫌だったのか、本当はどうなりたいのかを考えている
大切なのは、そもそも怒らないようにすることだと心得ております。
以下、体験談を紹介いたします。
そもそも怒りの対象に近づかないようにしている
そもそも怒らないようにすれば、自分自身を労ることができます。
そのためにわたしがしているのは、家計管理です。
家計簿アプリ「money foward me」で、支出と収入のバランスを毎日把握しています。
毎月支出を見直し、だんだん総資産が増える家計簿になりました。
お金があれば、無理して出勤しなくて良いし、積極的に休むことができます。
また、正社員である必要がなく、アルバイトだけでも生活することができます。
わたし自身、日常でイライラや怒りを感じてしまう背景には「お金の不安」も大きく関係していました。
将来の見通しが立たないと、ちょっとした出来事にも心が揺れてしまい、怒りにつながりやすくなりますよね。
そんなときに出会ったのが、「金持ちになる男 貧乏になる男」という本でした。
\目から鱗!お金持ちになる第一歩を教えます/
この本を読んだことがきっかけで「家計管理を真剣にやってみよう」と思えるようになりました。
詳細はこちらもご覧くださいませ!
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気持ちの切り替えを積極的に行なっている
言葉は言霊。わたしは普段こう考えております。
しかし、嫌なものを見たりイライラしてしまった時に、どうしても前向きな言葉を使えない時があります。
そんな時は、わたしの好きな言葉や芸能人・憧れている人たちの言葉や姿を思い出しています。
それだけでだんだん気分が変わって、楽しい気持ちになったことは一度や二度ではありません。
また、わたしは趣味がたくさんあります。
趣味をできるところから行うようにしています。
常に自分の気持ちに寄り添い、何が嫌だったのか、本当はどうなりたいのかを考えている
わたしはジャーナリングといって、毎日自分の気持ちや好きな言葉をノートに書いています。
すると、だんだん自分が何が好きか、何が嫌か。好きな言葉の何が良かったか。などが言葉にできて、嫌な思いをした時にとっさに思い浮かぶようになりました。
繰り返しますが、ジャーナリングの詳細を掲載します。

もしも怒りが溢れてしまったら
そうはいっても、万が一怒りが溢れてしまうときもありますよね。
そんな時は以下の3点で身を守りましょう。
- その場を離れよう
- 深呼吸をしよう
- 早急に気分転換しよう
その場を離れよう
怒りの感情は、同じ空間にいると増幅しやすいものですよね。
思い切ってその場を離れるだけで、気持ちはスッと落ち着きやすくなります。
とにかく別の部屋に移動して「物理的な距離」を取ることがポイントです。
その場を離れられない場合は、せめてその人や空間から離れてみましょう。
あとは話さないようにするなどもおすすめ。
深呼吸をしよう
呼吸は心と直結しています。
強い怒りを感じたら、まずはゆっくり息を吐いてから、深く吸い込むことを意識しましょう。
たった数回でも、副交感神経が働き、落ち着きを取り戻しやすくなります。
まずは、吐く息を長くしてみてください。
数分間呼吸に集中するだけで、怒りを感じたときよりも落ち着きませんか?
ポイントは目を閉じて呼吸に集中することだと思います。
早急に気分転換しよう
音楽を聴いたり、好きな飲み物を飲んだり、小さなリフレッシュをすぐに取り入れることで、怒りのエネルギーを和らげることができます。
「切り替える習慣」を持っておくと、怒りを長引かせずに済みます。
おすすめは、「好きな言葉」や「好きな人たち」を思い出すこと。
とっさに思い出せるように、普段から連想したりノートに書いたりすると良いです。
さらに学びを深めたい方へ
怒りの感情や休み方を理解することは、HSPにとって大きな助けになります。
ここでは私自身も参考になった本を紹介します。
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怒りをためやすいのは「心も体も疲れているサイン」でもあります。
では、単なる休み方ではなく「本当に疲れがとれる休み方」を学べます。HSPさんの繊細な神経を癒やすためにも、休養の知識はとても役立ちます。
まとめ

HSPが怒りを爆発させてしまう理由は、以下の3点です。
- 小さな刺激にも敏感に反応してしまうため
- 我慢しすぎて感情が蓄積してしまうため
- 怒りを表現する方法がうまく見つからないため
怒りを爆発させる前に、以下の3点を実践してみましょう。
- 一人の時間を確保しよう
- 感情を書き出してみよう
- 深呼吸やルーティンでクールダウンしよう
わたしの場合は、以下の方法を実践しています。
- そもそも怒りの対象に近づかないようにしている
- 気持ちの切り替えを積極的に行なっている
- 常に自分の気持ちに寄り添い、何が嫌だったのか、本当はどうなりたいのかを考えている
そうはいっても、万が一怒りが溢れてしまうときもありますよね。
そんな時は以下の3点で身を守りましょう。
- その場を離れよう
- 深呼吸をしよう
- 早急に気分転換しよう
HSPにとって怒りは「悪い感情」ではなく、自分の心や体が限界に近づいていることを知らせるSOSのサインです。
怒りが爆発してしまうのは、弱さや未熟さではなく、それだけ繊細に周囲を感じ取り、我慢を重ねてきた結果とも言えます。
怒りを感じたときは「自分が疲れている合図なんだ」と受け止め、一人の時間を持つ・感情を書き出す・深呼吸で落ち着くなど、小さな工夫で自分を守ってあげましょう。
だからこそ、怒りを「抑え込む」のではなく「サインとして活かす」ことができれば、人間関係もよりスムーズになり、心も軽くなっていきます。
さらに学びを深めたい方へ
怒りの感情や休み方を理解することは、HSPにとって大きな助けになります。
ここでは私自身も参考になった本を紹介します。
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詳細はこちらもどうぞ!
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人間関係でのモヤモヤや怒りの根本には、「他人からどう見られているか」という不安が隠れていることも多いです。
「嫌われる勇気 自己啓発の源流」は、他人の評価にとらわれず、自分らしく生きるためのヒントを与えてくれます。怒りやストレスを根本から見直したい方におすすめです。

\テレビや雑誌にも掲載!疲労大国ニッポンで大反響!”攻めの休養”/

詳細はこちらもご覧くださいませ!
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怒りをためやすいのは「心も体も疲れているサイン」でもあります。
では、単なる休み方ではなく「本当に疲れがとれる休み方」を学べます。HSPさんの繊細な神経を癒やすためにも、休養の知識はとても役立ちます。
最後までご覧くださり、ありがとうございました!